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2010年8月13日 (金)

悪魔が来たりて笛を吹く

劇団ヘロヘロQカムパニー第24回公演
悪魔が来たりて笛を吹く

公演日:
 2010/08/13(金) 14:05~16:35
 (2010/08/08~08/14)

上演時間:
 2時間30分(休憩なし)

会場:
 前進座劇場

原作:
 横溝正史

脚本・演出:
 関智一

出演:
 関智一(金田一耕助)、長沢美樹(菊江)、
 小西克幸(三島東太郎)、那珂村タカコ(新宮華子)、
 永松寛隆、林智子、松本和子、上田伸哉、
 近藤浩徳、宇藤秀和、沼田梨沙、杉崎聡美、
 盛田瑞恵、鳩岡大輔
 他

 客演:
  井上和彦(椿英輔)、中博史(Y先生)、辻親八(等々力警部)、
  楠見尚己(目賀重亮)、世田壱恵(新宮利彦)、三石琴乃(椿あき子(※))、
  沢城みゆき(椿美禰子)、藤田けん(慈道)、大谷秀一郎(新宮一彦)、
  天野ユウ、小山恵
  ※"あき"は火 + 禾
(敬称略)

あらすじ
 戦後間もない混乱の時代、銀座の宝石店で
 従業員が毒殺され宝石類が盗まれるという、
 人々を恐怖に陥れる事件が起きた。

 その容疑者とされていた元子爵・椿英輔が失踪。
 娘・美禰子に宛てた遺書には不気味な文字が
 記されていた。
 「ああ、悪魔が来りて笛を吹く。」

 そして2ヵ月後、信州霧ケ峰で英輔と思われる
 自殺体が発見された。ところがその後、妻のあき子は
 英輔らしい姿を目撃する。彼は生きているのか?
 椿邸では英輔の生存を占う「砂占い」の儀式が行われる。
 そこへどこからともなく響き渡るフルートの音色。
 そして始まる椿家の悲劇。

 戦後の混乱と、旧華族の没落、頽廃を背景に
 人間の怨念を炙り出す横溝正史の名作。

 (ヘロQニュースより抜粋)

 感想です。
 すごいです、圧倒されました。
 原作もちゃんと読んだこともなく、TVや映画で
映像化されているものも最後まで見たこともなく
ほぼ予備知識なしでの観劇でしたが、楽しむことが
できました。

 登場人物達のそれぞれの関係が少しづつ
紐解かれていくにつれて、次の展開が気になり
引き込まれてしましました。(原作知らずという
こともあるのですが・・)
 ヘロQさんですから、途中に笑いを誘う部分も
盛り込まれています。その配分も丁度よく、
2時間30分を堪能できました。

 前進座の回り舞台も効果的で椿邸内で場所が
(隣の部屋、2階に)変わるときに回転することで
一緒に移動しているような感じました。
(自分も同じ場所に立っているような臨場感)

 智一さんの金田一、私が個人的に持っている
(金田一の)イメージよりもずっとよくて似合って
ました。小西さんは前回とは違う顔を知ること
ができましたし、長沢さんの屋敷での自分の
立ち位置をちゃんと分かっている女性も合って
ました。

 そして、客演の方々。和彦さんの2役と早替え、
三石さんの妖しい女性の雰囲気、沢城さんの芯の
しっかりした女性、辻さん&中さんの智一さん
との掛け合い。どれも個人的に新しい印象や
発見があってとてもよかったです。

 観終わってからパンフレットを読み返してみた
ところ、映像化の際にはどうしても簡略化されて
しまう原作の持つ人間関係の複雑さを、今回の
芝居では極力残したのだそうです。
 途中で自分の中で整理することもありましたが、
やっぱり肝になっていたんだな~と思いました。

 原作、映像化された同作品を観てみたくなりました。
 そして、もし金田一シリーズが上演されることが
あれば、観てみたいです。

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